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はたご
ふりがな文庫
“はたご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
旅籠
89.4%
旅宿
4.8%
旅舎
1.6%
旅店
1.1%
旅館
1.1%
客舎
0.5%
宿籠
0.5%
旅人宿
0.5%
旅寓
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅籠
(逆引き)
私の生れたうまや新道、または、
小伝馬町
(
こでんまちょう
)
、
大伝馬
(
おおでんま
)
町、
馬喰
(
ばくろ
)
町、
鞍掛橋
(
くらかけばし
)
、
旅籠
(
はたご
)
町などは、旧江戸
宿
(
しゅく
)
の
伝馬
(
てんま
)
駅送に関係がある名です。
旧聞日本橋:01 序文/自序
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
、
長谷川時雨
(著)
はたご(旅籠)の例文をもっと
(50作品+)
見る
旅宿
(逆引き)
赤
(
あか
)
らめイヱ/\五ヶ
年
(
ねん
)
前私し
在所
(
ざいしよ
)
柏原の宿へ一夜
泊
(
とま
)
りたれども
其節
(
そのせつ
)
父銀五郎病中にて私しは十二
歳
(
さい
)
一夜の
旅宿
(
はたご
)
に
爭
(
いかで
)
然樣
(
さやう
)
の
儀
(
ぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はたご(旅宿)の例文をもっと
(9作品)
見る
旅舎
(逆引き)
改札口を出ると、一人の車夫を探し出して来てそれに荷物を運ばせて、停車場前に
列
(
なら
)
んでいる、汽車の待合所を兼ねた小さな
旅舎
(
はたご
)
の一つへと上って行った。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
はたご(旅舎)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
旅店
(逆引き)
世には隠れたれども、土地、
故郷
(
ふるさと
)
の
旧顔
(
ふるがお
)
ゆえ、いずれ
旅店
(
はたご
)
にも懇意がある。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はたご(旅店)の例文をもっと
(2作品)
見る
旅館
(逆引き)
「……と言われると、第一、東京の魚河岸の様子もよく知らないで、お恥かしいよ。——ここで言っては
唐突
(
だしぬけ
)
で、ちと飛離れているけれど、松江だね、
出雲
(
いずも
)
の。……茶町という
旅館
(
はたご
)
間近の市場で見たのは反対だっけ——今の……」
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はたご(旅館)の例文をもっと
(2作品)
見る
客舎
(逆引き)
風雪
(
ふうせつ
)
の一日を、
客舎
(
はたご
)
の一室で、暮らす時に、彼は、よく空腹をかかえながら、五匹の鼠に向って、こんな事を云った。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そう云う時には、ほかに仕方もないから、うす暗い
客舎
(
はたご
)
の片すみで、鼠を相手に退屈をまぎらせながら、いつもなら慌しい日の暮を、待ちかねるようにして、暮してしまう。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
はたご(客舎)の例文をもっと
(1作品)
見る
宿籠
(逆引き)
ただ、
宿籠
(
はたご
)
宿籠やまた山中でも、酒屋の旗を見るともう目がない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はたご(宿籠)の例文をもっと
(1作品)
見る
旅人宿
(逆引き)
麹町
(
こうじまち
)
三番町通の
安
(
やす
)
旅人宿
(
はたご
)
、三方壁でしきられた暑い室に初めて相対した時、
先
(
ま
)
ずかれの身に迫ったのは、
基督
(
キリスト
)
教に養われた、いやに取澄ました、年に似合わぬ老成な、厭な不愉快な態度であった。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
はたご(旅人宿)の例文をもっと
(1作品)
見る
旅寓
(逆引き)
われは拿破里の
旅寓
(
はたご
)
に入りて、三通の書信に接したり。その一は友人フエデリゴが手書なり。フエデリゴはきのふイスキアの島に遊び、三日の後ならでは還らずとの事なりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
はたご(旅寓)の例文をもっと
(1作品)
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