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『菊あわせ』
ふりがな文庫
『
菊あわせ
(
きくあわせ
)
』
「蟹です、あのすくすくと刺のある。……あれは、東京では、まだ珍らしいのですが、魚市をあるいていて、鮒、鰡など、潟魚をぴちゃぴちゃ刎ねさせながら売っているのと、おし合って……その茨蟹が薄暮方の焚火のように目についたものですから、つれの婦ども、 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋」1932(昭和7)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
熱
(
つつ
)
噛
(
や
)
機
(
きっ
)
蝕
(
むしばみ
)
食
(
や
)
生
(
はや
)
食
(
くい
)
穿
(
すぼ
)
香
(
かん
)
焦
(
こげ
)
切
(
ぎり
)
下
(
おり
)
降
(
ぶり
)
間
(
げん
)
引
(
ひか
)
怯
(
おど
)
哄
(
わっ
)
莞爾
(
にこり
)
種々
(
しゅじゅ
)
店
(
や
)
煩
(
わず
)
容
(
すがた
)
急
(
いそが
)
下
(
さが
)
衝
(
つッ
)
蝶
(
かれい
)
凧
(
のぼり
)
連
(
づれ
)
大
(
おおき
)
些
(
ちっ
)
旅店
(
はたご
)
咳
(
しわぶ
)
参
(
まいり
)
絡
(
まつわ
)
切
(
きり
)
空
(
あ
)
室
(
むろ
)
媚
(
なま
)
如何
(
どう
)
難
(
なん
)
集
(
あつま
)
悉
(
くわ
)
閑
(
しず
)
通路
(
かよいじ
)
言
(
ことば
)
故
(
わざ
)
昨
(
きのう
)
曲
(
ゆが
)
自
(
おのず
)
聞合
(
ききあ
)
留
(
や
)
盛
(
さかり
)
矢張
(
やっぱ
)
種痘
(
うえぼうそう
)
皈
(
もど
)
寄切
(
よせぎ
)
寸時
(
しばらく
)
室
(
ま
)
実
(
げ
)
媚
(
なまめ
)
引
(
ひっ
)
如何
(
いかが
)
思
(
おもい
)
思出
(
おもいで
)
大形
(
おおがた
)
或
(
あるい
)
扁平
(
ひらった
)
大
(
だい
)
招
(
しょう
)
境
(
きょう
)
堪
(
こら
)
授
(
さずか
)
可恐
(
こわ
)
此方
(
こっち
)
白澄
(
しろす
)
割
(
わり
)
黒白
(
あいろ
)
二方
(
にほう
)
負
(
おぶ
)
遠路
(
えんろ
)
衾
(
しとね
)
行
(
や
)
間
(
けん
)
下
(
お
)
雨
(
さめ
)
面
(
めん
)
光
(
みつ
)
香山
(
かやま
)
結
(
ゆわ
)
累
(
かさな
)
一寸
(
いっすん
)
馳
(
はし
)
随縁
(
ずいえん
)
隙
(
ひま
)
陰翳
(
かげ
)
駅路
(
えきろ
)
慄然
(
ぞっ
)
開
(
ひら
)
折曲
(
おれまが
)
黄金
(
きん
)