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折曲
ふりがな文庫
“折曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おりまが
35.0%
おれまが
25.0%
をれまが
15.0%
おりま
10.0%
おれまがり
5.0%
をりま
5.0%
をりまが
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おりまが
(逆引き)
上框
(
あがりぐち
)
が三畳で、直ぐ次がこの六畳。前の縁が
折曲
(
おりまが
)
った処に、もう
一室
(
ひとま
)
、障子は
真中
(
まんなか
)
で開いていたが、閉った蔭に、床があれば有るらしい。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
折曲(おりまが)の例文をもっと
(7作品)
見る
おれまが
(逆引き)
ですが、
裏階子
(
うらばしご
)
の、
折曲
(
おれまが
)
るのが、部屋の、まん前にあって、穴のように下廊下へ通うのですから、其処を下りた、と思えば、それ
切
(
きり
)
の事なんです。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
折曲(おれまが)の例文をもっと
(5作品)
見る
をれまが
(逆引き)
他
(
た
)
の
客
(
きやく
)
の
前
(
まへ
)
をなぞへに
折曲
(
をれまが
)
つて、だら/\
下
(
くだ
)
りの
廊下
(
らうか
)
へ
掛
(
かゝ
)
ると、
舊
(
もと
)
來
(
き
)
た
釣橋
(
つりばし
)
の
下
(
した
)
に、
磨硝子
(
すりがらす
)
の
湯殿
(
ゆどの
)
が
底
(
そこ
)
のやうに
見
(
み
)
えて、
而
(
そ
)
して、
足許
(
あしもと
)
が
急
(
きふ
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
つた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
折曲(をれまが)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おりま
(逆引き)
路傍の
車前
(
おおばこ
)
の
茎
(
くき
)
を
折曲
(
おりま
)
げて
引懸
(
ひっか
)
け
引張
(
ひっぱ
)
り、または
菫
(
すみれ
)
の花の馬の首のようになった部分を
交叉
(
こうさ
)
して、むしろその首のたやすくもげて落ちるのを、笑い興ずるようになっているが
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
折曲(おりま)の例文をもっと
(2作品)
見る
おれまがり
(逆引き)
心覚えが、その
折曲
(
おれまがり
)
の処まで、店口から掛けて、以前、上下の
草鞋穿
(
わらじば
)
きが休んだ処で、それから先は車を下りた上客が、
毛氈
(
もうせん
)
の上へあがった場処です。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
折曲(おれまがり)の例文をもっと
(1作品)
見る
をりま
(逆引き)
今
(
いま
)
折曲
(
をりま
)
げた
肱
(
ひぢ
)
の
処
(
ところ
)
へつるりと
垂懸
(
たれかゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのは
同
(
おなじ
)
形
(
かたち
)
をした、
巾
(
はゞ
)
が五
分
(
ぶ
)
、
丈
(
たけ
)
が三
寸
(
ずん
)
ばかりの
山海鼠
(
やまなまこ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
折曲(をりま)の例文をもっと
(1作品)
見る
をりまが
(逆引き)
婦
(
をんな
)
たちは
怨
(
うら
)
んだ。が、
結句
(
けつく
)
此
(
これ
)
がために
勢
(
いきほひ
)
づいて、
茣蓙
(
ござ
)
縁臺
(
えんだい
)
を
引摺
(
ひきず
)
り/\、とにかく
黒塀
(
くろべい
)
について、
折曲
(
をりまが
)
つて、
我家々々
(
わがや/\
)
の
向
(
むか
)
うまで
取
(
と
)
つて
返
(
かへ
)
す
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
た。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
折曲(をりまが)の例文をもっと
(1作品)
見る
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“折”で始まる語句
折
折角
折檻
折々
折柄
折敷
折鞄
折助
折悪
折節
検索の候補
紆余曲折
曲折
迂余曲折
波瀾曲折
“折曲”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花
柳田国男
幸田露伴
長谷川時雨
永井荷風