折曲おれまがり)” の例文
心覚えが、その折曲おれまがりの処まで、店口から掛けて、以前、上下の草鞋穿わらじばきが休んだ処で、それから先は車を下りた上客が、毛氈もうせんの上へあがった場処です。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)