“折助”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おりすけ92.9%
をりすけ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折助おりすけやお店者や飴しゃぶりの子守り女やおいらん衆が読むのだからと絶えず自分に言い聞かせても、どうしてもその読者の正体が
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)
折助おりすけとも人足にんそくともわからない中年の、ふうていのよくない男が二人、穴のある傘をさして、なにかくち早に話しながら、通りすぎていった。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「紅や半襟を、折助をりすけや中間が持つてゐちや惡いのかえ、——夜鷹よたかや白首にやるんぢやねえ、十六になる妹に持つて行つてやるつもりで買つて置いたんだ」
「往來で裸になれるかい、折助をりすけやがえんぢやあるまいし」