トップ
>
交叉
ふりがな文庫
“交叉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうさ
79.2%
かうさ
10.4%
ユキアヒ
2.1%
あや
2.1%
いれちが
2.1%
くひちが
2.1%
つがい
2.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうさ
(逆引き)
金蓮はそのしなやかな両の腕を柳の枝のように
交叉
(
こうさ
)
して、
初見
(
しょけん
)
の
拝
(
はい
)
をしながら、濃い
睫毛
(
まつげ
)
の
翳
(
かげ
)
でチラと武松の全姿を見るふうだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
交叉(こうさ)の例文をもっと
(38作品)
見る
かうさ
(逆引き)
おつぎが
洗
(
あら
)
ひ
曝
(
ざら
)
しの
袷
(
あはせ
)
を
棄
(
す
)
てゝ
辨慶縞
(
べんけいじま
)
の
單衣
(
ひとへ
)
で
出
(
で
)
るやうに
成
(
な
)
つてからは
一際
(
ひときは
)
人
(
ひと
)
の
注目
(
ちうもく
)
を
惹
(
ひ
)
いた。
例
(
れい
)
の
赤
(
あか
)
い
襷
(
たすき
)
が
後
(
うしろ
)
で
交叉
(
かうさ
)
して
袖
(
そで
)
を
短
(
みじか
)
く
扱
(
こき
)
あげる。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
交叉(かうさ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ユキアヒ
(逆引き)
夏秋
交叉
(
ユキアヒ
)
の時期を、邑落離れた棚の上に隔離せられて、新に、海或は海に通ずる川から、来り臨む若神の為に、機を織つてゐたのであつた。
たなばたと盆祭りと
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
交叉(ユキアヒ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あや
(逆引き)
踵
(
かかと
)
は意識のない後ずさりを見せ、なにかを守るような姿勢で両の手を
交叉
(
あや
)
に、じぶんの胸を抱きすくめた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
交叉(あや)の例文をもっと
(1作品)
見る
いれちが
(逆引き)
仮髪
(
かつら
)
は
逆熊
(
さかぐま
)
にて、
髷
(
まげ
)
は右へ曲ぐ。
豆絞
(
まめしぼり
)
の手拭を後より巻き、前に
交叉
(
いれちが
)
はせ、その端を髷の後へ返して、突つ込む。この手拭の
被
(
かぶ
)
りかたは、権太に限りたるものなりと。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
交叉(いれちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
くひちが
(逆引き)
臥床の側には、二條の木を
交叉
(
くひちが
)
はせて、其間に布を張り、これにをさな子一人寐せたり。マリウチアが子なるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
交叉(くひちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
つがい
(逆引き)
「まずこうだあァ——ッ」と凄い気合を、かけると同時に抜いた太刀で、のめらんばかりの
掬
(
すく
)
い切り、若侍の股の
交叉
(
つがい
)
を、ワングリ一刀にぶっ放した。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
交叉(つがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“交叉”の意味
《名詞》
交 叉(こうさ 「交差」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
交差の別表記。
(出典:Wiktionary)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
“交叉”で始まる語句
交叉点
交叉點
交叉路
交叉期
交叉線
検索の候補
交叉点
交叉點
交叉路
交叉期
交叉線
相交叉
逆交叉
“交叉”のふりがなが多い著者
本庄陸男
ヴィクトル・ユゴー
アーサー・コナン・ドイル
三上於菟吉
橘外男
吉川英治
小林多喜二
江見水蔭
有島武郎
柳田国男