“つがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
77.8%
一番5.6%
交叉5.6%
5.6%
関節5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついにおさまっていれば何事もないが、つがいを離れたが最後、絶えず人血を欲してやまないのが奇刃きじん乾雲である。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それが、お前さん、火事騒ぎに散らかったんで——驚いたのは、中に交って、鴛鴦おしどりが二羽……つがいかね。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一あって用をなさず、二がっしてはじめて一秘符となる古文書を、中央からやぶいて二片一番つがいとしたさえあるに、しかも、その両片の一字一語に老工瀕死ひんしの血滴が通い、全文をひとつに貫いて至芸しげい労苦ろうくの結晶が脈々として生きて流れているのである。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「まずこうだあァ——ッ」と凄い気合を、かけると同時に抜いた太刀で、のめらんばかりのすくい切り、若侍の股の交叉つがいを、ワングリ一刀にぶっ放した。——と云う手筈になるところを、飛び違った若侍は、
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
身をひるがえした秋安は、太刀を抜いたが横ッ払った。殺しては後が面倒だ、そう思ったがためであろう、腰のつがいを平打ちに一刀!
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なんでも先生の手を逆に取って、ひじ関節つがいを表から、膝頭ひざがしらで押さえているらしい。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)