“つがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツガヒ
語句割合
55.6%
一対11.1%
11.1%
関節11.1%
雌雄11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八五郎はいつになく几帳面きちやうめんに格子戸を開けて入つて來ました。神田明神下の、錢形平次住居の段、——もつとも、几帳面に引かないと、この格子はつがひごと敷居から外れます。
其胸甲のつがひより他の端までも射透しぬ。
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
「先生、失礼ですが、きて御覧なさい」と云ふ。何でも先生の手をぎやくに取つて、ひぢ関節つがひおもてから、膝頭ひざがしらさへてゐるらしい。先生はしたから、到底きられないむねこたへた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「いかに方々かた/″\御前ごぜんまをし、何某殿なにがしどの御内室ごないしつをも一所いつしよ此中このなかまをさむか、雌雄つがひならでは風情ふぜいなくさふらふ」などと散々さん/″\
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)