公家・長上の家で興行せられた番の巻物なら、其処の亭主の君の作物なる事を示してゐるのである。此は、後鳥羽院にはじまつた事ではなかつた。
最初は、黒い眼の周圍を白く縁取つた・見るからにいたづらつ兒らしい黄牡丹インコの番である。これは一年近くゐたが、一羽が病氣(?)で死んだので、殘つた方も人にやつて了つた。
“番”の意味
“番”の解説
番(ばん)とは、交替して行われる勤務形態及びそのために編成された集団のこと。現代においても警察官や消防士、病院・工場などでの勤務や警備員をはじめ一個人では賄いきれない時間量・仕事量を必要とする職場における労働形態として存在している(早番・遅番・朝番・昼番・夜番など)。なお、その番に順序をつけて順繰りに行うことを輪番(りんばん)ということがある。
(出典:Wikipedia)
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