“三番叟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんばそう96.0%
さんばさう4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬鹿奴ばかめえ。何をきくさる。ワレのような小僧に何がわかるか。あの逆立ちは芸当の小手調べチウて、芝居で云うたらアヤツリ三番叟さんばそうや。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
珍しがっていたのは、三番叟さんばそう烏帽子えぼしを被り鈴を持っているので、持って振りますと、象牙を入れた面から舌がちょいちょい出るのです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)