“舞妓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいこ78.4%
まひこ18.9%
ぶぎ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物食べる時かて、唇に触らんように箸で口の真ん中へ持って行かんならんよってに、舞妓まいこの時分から高野豆腐こうやどうふで食べ方の稽古けいこするねん。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
少し気味が悪くなつたから、そのはうの相手を小林こばやし君に一任して、隣にゐた舞妓まひこの方を向くと、これはおとなしく、椿餅つばきもちを食べてゐる。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
室宇しつう宏麗くわうれい後房こうばう數百人すうひやくにん舞妓ぶぎみな綺紈きぐわんかざり、金翠きんすゐむ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)