“まひこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舞妓70.0%
舞子20.0%
舞者10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに、先生々々と拝み倒す日には何でもあらへん、一体画家ゑかきさんたら、みんな『先生』と『舞妓まひこはん』が大好きやさかいにな。」
殊に夏の休暇中、舞子まひこまで足を延した時には、同じ茶屋に来合せた夫の同僚たちに比べて見て、一層誇りがましいやうな心もちがせずにはゐられなかつた。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
姫が輕く艷なる舞は、エトルリアのへいの面なる舞者まひこに似て、その一擧一動一として畫工彫工の好粉本ならぬはなかりき。われはこのすべての技藝を見て姫の天性の發露せるに外ならじとおもひき。