“小林”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こばやし83.3%
をばやし8.3%
しょうりん4.2%
ヲバヤシ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少し気味が悪くなつたから、そのはうの相手を小林こばやし君に一任して、隣にゐた舞妓まひこの方を向くと、これはおとなしく、椿餅つばきもちを食べてゐる。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わがあゆむ山の細道ほそぢに片よりにあざみしげれば小林をばやしなすも
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
師匠の言うところに依りますと、昔、伏牛山の小林寺に、達磨大師が易筋経なるものを伝え、その易筋経の中に書かれてるところのものが小林しょうりん拳法として今に伝えられているのだそうでした。
水甕:――近代説話―― (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
小林ヲバヤシに我を引入ヒキイれてし人の面も知らず……(巫女の諷謡)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)