“歌舞妓”の読み方と例文
読み方割合
かぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌舞妓かぶき芝居の役者には一体にそういうところがあるので、今の十五代市村羽左衛門が本道に立派な芸を見せて来たのは、最近になってであるし、それまではただその美しい容貌
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
さて源之助が大阪から東京へ帰った頃は、歌舞妓かぶき芝居では、既に次の時代に移りかけていた。吉右衛門・又五郎(中村)などの「ちんこ」芝居(子供芝居)が出来たのもその頃だ。
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
歌舞妓かぶき芝居には、見物にとって舞台に出て来る役者は、一種の記号のようなもので、美しい顔をしていようが汚い顔していようが、ともかく舞台で役者が動いていればよいので
役者の一生 (新字新仮名) / 折口信夫(著)