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舞下
ふりがな文庫
“舞下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まいさが
50.0%
まひさが
20.0%
まいくだ
10.0%
まいさぐ
10.0%
まひくだ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まいさが
(逆引き)
正面の額の蔭に、白い蝶が一羽、夕顔が開くように、ほんのりと
顕
(
あら
)
われると、ひらりと
舞下
(
まいさが
)
り、小男の頭の上をすっと飛んだ。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
舞下(まいさが)の例文をもっと
(5作品)
見る
まひさが
(逆引き)
鋭
(
するど
)
き
山颪
(
やまおろし
)
が
颯
(
さ
)
と
来
(
く
)
ると、
舞下
(
まひさが
)
る
雲
(
くも
)
に
交
(
まじ
)
つて、
漂
(
たゞよ
)
ふ
如
(
ごと
)
く
菫
(
すみれ
)
の
薫
(
かほり
)
が
𤏋
(
ぱつ
)
としたが、
拭
(
ぬぐ
)
ひ
去
(
さ
)
つて、つゝと
消
(
き
)
えると、
電
(
いなづま
)
が
空
(
くう
)
を
切
(
き
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
舞下(まひさが)の例文をもっと
(2作品)
見る
まいくだ
(逆引き)
その声に応じて
金甲神
(
きんこうじん
)
が、雲気と共に空中から、
舞下
(
まいくだ
)
ろうと致しましたのと、下にいた摩利信乃法師が、十文字の護符を額に当てながら、何やら鋭い声で叫びましたのとが、全く同時でございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
舞下(まいくだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まいさぐ
(逆引き)
舳櫓
(
ともろ
)
を押せる
船子
(
ふなこ
)
は
慌
(
あわ
)
てず、
躁
(
さわ
)
がず、
舞上
(
まいあ
)
げ、
舞下
(
まいさぐ
)
る
浪
(
なみ
)
の呼吸を
量
(
はか
)
りて、浮きつ沈みつ、秘術を尽して
漕
(
こ
)
ぎたりしが、また
一時
(
ひときり
)
暴増
(
あれまさ
)
る風の下に、
瞻
(
みあぐ
)
るばかりの
高浪
(
たかなみ
)
立ちて
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
舞下(まいさぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まひくだ
(逆引き)
彼が宮を追ひて
転
(
まろ
)
び落ちたりし谷間の深さは、
正
(
まさ
)
にこの
天辺
(
てつぺん
)
の高きより投じたらんやうに、
冉々
(
せんせん
)
として虚空を
舞下
(
まひくだ
)
る
危惧
(
きぐ
)
の
堪難
(
たへがた
)
かりしを想へるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
舞下(まひくだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“舞”で始まる語句
舞
舞台
舞踏
舞妓
舞踏会
舞踊
舞扇
舞上
舞殿
舞臺
“舞下”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花
泉鏡太郎
永井荷風
芥川竜之介