“天辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:天邊
読み方割合
てっぺん83.3%
てつぺん11.1%
てんぺん1.9%
てッぺん1.9%
テツペン1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭の天辺(てっぺん)から足の爪先まで、極端な派手ずくめの低級趣味で男を引き付けた。その女達特有の毒悪な安香水は千束町香水と呼ばれた。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)
剪刀(はさみ)の刃音が頭の天辺(てつぺん)で小鳥のやうに囀(さへづ)つてゐるのを聞きながら、うと/\としてゐると、突如(だしぬけ)に窓の隙間から号外が一つ投げ込まれた。
月は天辺(てんぺん)に出でて水は湖に在り
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
天辺(てッぺん)に二処三処(ふたとこみとこ)ベットリと白い鳥の糞(ふん)が附ている。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
東京の山王・神田祭りに出る山車の語原は、練りもの全体の名ではなく、其一部分の飾りから移つたものらしく思はれる。木津(大阪南区)のだいがくの柱の天辺(テツペン)につける飾りものも、山車と称へた。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)