“天邊”のいろいろな読み方と例文
新字:天辺
読み方割合
てつぺん75.0%
てツぺん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかまつてたえだとこへびたとかつてあわくつておりべとおもつたつちんだから、いつでもはあえだなんざがさがさやつて天邊てつぺんはう呶鳴どなつたりなにつかしてたんだつけが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あと一年、息せき切つて漸く天邊てつぺんの見えるとこまでこぎつけて來たといふやうなわけで。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
あいちやんはすこべて、氣遣きづかはしさうに『何方どツち何方どツち?』とつぶやいて、何方どツちおほきくなつたかとおもつてあたま天邊てツぺんをやつてましたが、矢張やツぱりおほきさがおなじなので落膽がつかりしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『けど屹度きつとうしないやうには出來できないんだわ』とあいちやんは獨語ひとりごとつて、『だッて彼麽あんなあたま天邊てツぺんについてるんですもの。でも、かくわたし質問しつもんにはこたへてれてよ。 ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)