“質問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつもん73.3%
たずね6.7%
とい3.3%
3.3%
きき3.3%
きゝたゞ3.3%
たず3.3%
とひ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故なぜそうきふしたかとのきみ質問しつもん御尤ごもつともである。ぼく不幸ふかうにしてこれきみ白状はくじやうしてしまはなければならぬことに立到たちいたつた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いとたやすいお質問たずねじゃ、それらのぎょうはすべて、修行のさわりとなるために、自力を頼んで排した難行道のすがたなのです、他力易行の門には敢てないことじゃ、あるがままのすがたにまかせておくのみで
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
イヤしかしそなたの質問とい大分だいぶんわし領分外りょうぶんがい事柄ことがらわたってた。産土うぶすなのことなら、わしよりもそなたの指導役しどうやくほうくわしいであろう。
それもようやく恢復したので、明日はいよいよ南洋を指して出帆という瀬戸際じゃないか。そいつを君にソワ付かれちゃ、誰だって質問かずにゃいられないよ。訊いたからこそ話したのさ。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ラシイヌは四辺あたりを見廻してから事務的口調で質問ききだした。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
幾人あるかとお質問たずねに対しては、只今の所差し当り私一人で、弟子に林美雲はやしびうんというものがある位のもので、何んともお答えのしようもありませんが、しかし、今日、私一人であっても
青邨はいつだつたかの淡窓の答へを思ひ出して、うにも合点がつてんの往かないらしかつた。で、立続たてつゞけに今一つの質問とひを投げ出した。