“白状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくじょう58.1%
はくじやう25.8%
はくじよう6.5%
はくじゃう3.2%
はくぜう3.2%
はい3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまえが、いけないといわれていたとびらをあけたことを白状はくじょうすれば、赤ちゃんもかえしてあげますし、したもうごくようにしてあげましょう。
とその家庭かてい苦痛くつう白状はくじやうし、ついにこのしよ主人公しゆじんこうのち殺人さつじん罪人ざいにんなるカ……イ……をともなひてその僑居けうきよかへるにいた一節いつせつきはめて面白おもしろし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
又彼等の或ものは明治天皇の愛用し給うた——これだけは正直に白状はくじようすれば、確かに僕にも難解である。
変遷その他 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ロミオ はて、それは病人びゃうにん遺言ゆゐごん白状はくじゃうぶやうなもの、わるいうへにわるい異名いみゃう! が、白状はくじゃうせう、わしには戀女こひをんながある。
げもせずかくられもせず、よくかしらねどぬすみましたと白状はくぜうはしましよ、伯父樣おぢさま同腹ひとつきだけを何處どこまでもべて、かれずば甲斐かひなし其塲そのばしたかみつてんだなら
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「それで加代姫は、じぶんが殺ったと白状はいたのか」