“はくじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白状56.3%
薄情37.5%
白瓤3.1%
陌上3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしたちはおまえが死んだものと思っていたが、つい三つきまえ、このぬすんだ女が死んでね。死にぎわにわたしに悪事を白状はくじょうしたのだ。
私は、そのあり方を尊いものと思わぬわけではないが、本来根気乏しいのか、薄情はくじょうなのか、そこまで気を用うることが出来ぬ。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
稈は円柱形で淡緑色を呈し、平滑で中が実し白瓤はくじょうが多い。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
し我を以て天地を律すれば一口ひとくちにして西江せいこうの水を吸いつくすべく、し天地を以て我を律すれば我はすなわ陌上はくじょうの塵のみ。すべからくえ、天地と我と什麼いんもの交渉かある。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)