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つれな
ふりがな文庫
“つれな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
無情
76.5%
難面
8.8%
情無
5.9%
強面
2.9%
無面目
2.9%
薄情
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無情
(逆引き)
此春より來慣れたる道なればにや、思はぬ方に迷ひ來しものかなと、
無情
(
つれな
)
かりし人に通ひたる昔忍ばれて、
築垣
(
ついがき
)
の
下
(
もと
)
に我知らず
彳
(
たゝず
)
みける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
つれな(無情)の例文をもっと
(26作品)
見る
難面
(逆引き)
我に
難面
(
つれな
)
きも御邊に義理を立つる爲と、心に
嫉
(
ねた
)
ましく思ひ、彼の老女を
傳手
(
つて
)
に御邊が事、色々惡樣に言ひなせし事、いかに戀路に迷ひし人の常とは言へ、今更我れながら心の程の怪しまるゝばかり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
つれな(難面)の例文をもっと
(3作品)
見る
情無
(逆引き)
敷台までも下りず突立ちながら、用事なら庫裡の方へ廻れ、と
情無
(
つれな
)
く云ひ捨てゝ障子ぴつしやり、後は
何方
(
どこ
)
やらの
樹頭
(
き
)
に啼く
鵯
(
ひよ
)
の声ばかりして音もなく響きもなし。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
つれな(情無)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
強面
(逆引き)
妾は定まる
雄
(
おっと
)
あれば、更に
承引
(
うけひ
)
く色もなく、常に
強面
(
つれな
)
き返辞もて、かへつて
他
(
かれ
)
を
窘
(
たしな
)
めしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
つれな(強面)の例文をもっと
(1作品)
見る
無面目
(逆引き)
わがさし伸ばす手に、童の接吻せんとするを遮りつゝ、われ、
無面目
(
つれな
)
くも忘られしよとおもへるならん、忘れたるにはあらずとことわりつ。童。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
つれな(無面目)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄情
(逆引き)
他郷
(
よそ
)
に出て失敗したのはあながちかれの罪ばかりでない、実にまた他郷の人の
薄情
(
つれな
)
きにもよるのである、さればもしこのような親切な故郷の人々の間にいて、事を企てなば
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
つれな(薄情)の例文をもっと
(1作品)
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