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築垣
ふりがな文庫
“築垣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ついがき
50.0%
ついぢ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついがき
(逆引き)
此春より來慣れたる道なればにや、思はぬ方に迷ひ來しものかなと、
無情
(
つれな
)
かりし人に通ひたる昔忍ばれて、
築垣
(
ついがき
)
の
下
(
もと
)
に我知らず
彳
(
たゝず
)
みける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
燒け殘りたる
築垣
(
ついがき
)
の蔭より、
屋方
(
やかた
)
の跡を
眺
(
なが
)
むれば、
朱塗
(
しゆぬり
)
の
中門
(
ちゆうもん
)
のみ
半殘
(
なかばのこ
)
りて、
門
(
かど
)
もる人もなし。
嗚呼
(
あゝ
)
、
被官
(
ひくわん
)
郎黨
(
らうたう
)
の
日頃
(
ひごろ
)
寵
(
ちよう
)
に誇り恩を
恣
(
ほしいまゝ
)
にせる者、そも幾百千人の多きぞや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
築垣(ついがき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ついぢ
(逆引き)
御近族の
御衆
(
おんしゆう
)
、そのほか参賀の
輩
(
ともがら
)
、
百々之橋
(
とどのばし
)
よりおのぼり成され候に、夥しき群集にて、
築垣
(
ついぢ
)
を踏みくづし、石と人と一つになつてくづれ落ち、死人も有、
怪我人
(
けがにん
)
は数知れず、刀持、槍持の若党共は
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
築垣(ついぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
築
常用漢字
小5
部首:⽵
16画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
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