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築山
ふりがな文庫
“築山”の読み方と例文
読み方
割合
つきやま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきやま
(逆引き)
庭には
藤
(
ふじ
)
が咲き重つてゐた。
築山
(
つきやま
)
を
繞
(
めぐ
)
つて
覗
(
のぞ
)
かれる花畑にはヂキタリスの細い
頸
(
くび
)
の花が夢の
焔
(
ほのお
)
のやうに冷たくいく筋もゆらめいてゐた。
汗
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
正面の
築山
(
つきやま
)
の頂上には自分の幼少のころは
丹波栗
(
たんばぐり
)
の大木があったが、自分の生長するにつれて反比例にこの木は老衰し枯死して行った。
庭の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
寝所のすぐ前の
築山
(
つきやま
)
の
木立
(
こだち
)
の陰に入って、じっと木立の
内
(
なか
)
の暗い処を見廻わしたが別に異状もないので、そこにあった岩へ腰をかけた。
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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“築山”の解説
築山(つきやま)とは、人工的に作られた山。測量の目的で作られる、または山を見立て庭をつくる観賞用として庭園や中庭に作られたり、子供の遊具として公園に作られたりしたものがある。
(出典:Wikipedia)
築
常用漢字
小5
部首:⽵
16画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
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