“つきやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
築山95.7%
仮山3.5%
築庭0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正面の築山つきやまの頂上には自分の幼少のころは丹波栗たんばぐりの大木があったが、自分の生長するにつれて反比例にこの木は老衰し枯死して行った。
庭の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
蘭軒のいへの後には仮山つきやまがあつて草木が茂つてゐた。雉はをり/\そこへ来ることがあつたのを、猫が覗つてゐて捕へたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
みじか夜をひびき冴えゆく築庭つきやまの奧なる瀧に聽きけてゐる