頼朝の最後よりとものさいご
建久九年十二月、右大将家には、相模川の橋供養の結縁に臨んだが、その帰途馬から落ちたので、供養の人びとに助け起されて館へ帰った。その橋供養と云うのは、北条遠江守の女で、右大将家の御台所政子には妹婿になる稲毛三郎重成が、その七月に愛妻を失ったの …
作品に特徴的な語句
おもい おこない げん づき がしら 女御むすめご じぶん 継母けいぼ 二刀ふたたち こく むすめ 安西あんさい つい 下着げちゃく 亡妻ぼうさい 何故なにゆえ わずか なか とう 切通きりどおし さき 夜中やちゅう 大風おおかぜ 寝所しんじょ つい 平生いつも のち 御寝ぎょしん 微明びめい 息女そくじょ 旋風つむじかぜ 曲物くせもの ころ 白沙はくさ 眼前めさき わざわ てい 紙燭しそく しま 西海せいかい かなめ 貴人きじん 上様うえさま 上洛じょうらく 主家しゅか 乳母うば 人馬じんば 佐原さはら 何時いつ 侍女こしもと 傍附そばづき 元久げんきゅう 先年せんねん 刺客しかく まえ 南縁なんえん いや 口外こうがい たた 合掌がっしょう 周防すおう 和田わだ とが 唐戸からど うな 四辺あたり 堂守どうもり わか 壮士そうし 夜陰やいん 奏聞そうもん 女姿おんなすがた 妹婿いもうとむこ 婿むこ 実朝さねとも 家督かとく 容儀ようぎ 崩御ほうぎょ 建久けんきゅう 御傍おそば 御台みだい 御所ごしょ 御霊みたま かす おこ 戸外そと おうぎ