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御霊
ふりがな文庫
“御霊”のいろいろな読み方と例文
旧字:
御靈
読み方
割合
みたま
63.2%
ごりょう
23.7%
ごりやう
5.3%
ゴリヤウ
2.6%
ゴラウ
2.6%
ミタマ
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みたま
(逆引き)
それは
先年
(
せんねん
)
西海
(
せいかい
)
の
果
(
はて
)
に
崩御
(
ほうぎょ
)
あらせられた
貴人
(
きじん
)
の
御霊
(
みたま
)
であったが、それを拝すると共に
眼前
(
めさき
)
が
暗
(
くら
)
んで馬から落ちたのだと云う噂であった。
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
御霊(みたま)の例文をもっと
(24作品)
見る
ごりょう
(逆引き)
十年ほど前に
御霊
(
ごりょう
)
の文楽座を覗いた時には何の興味も
湧
(
わ
)
かなかった要は、ただその折にひどく退屈した記憶ばかりが残っていたので
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
御霊(ごりょう)の例文をもっと
(9作品)
見る
ごりやう
(逆引き)
或日さる方の御邸で名高い
檜垣
(
ひがき
)
の
巫女
(
みこ
)
に
御霊
(
ごりやう
)
が
憑
(
つ
)
いて、恐しい御託宣があつた時も、あの男は
空耳
(
そらみゝ
)
を走らせながら、有合せた筆と墨とで、その巫女の物凄い顔を
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御霊(ごりやう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
ゴリヤウ
(逆引き)
農村を荒さないやうに
御霊
(
ゴリヤウ
)
の一種になつてゐた曾我
殿原
(
トノバラ
)
の霊を
斎
(
イハ
)
ひ鎮める、——念仏狂言にも近いものを行つて居たものであらう。
芸能民習
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御霊(ゴリヤウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゴラウ
(逆引き)
此は柳田国男先生も既に言はれた、佐倉宗吾などの怪談も、宗五郎と言ふ名の発音が
御霊
(
ゴラウ
)
を聯想させたからだと言ふ説は、動すことの出来ぬ学説になつてゐる。
芸能民習
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御霊(ゴラウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ミタマ
(逆引き)
常世神の来訪を忘れて了ふ様になると、春来る
御霊
(
ミタマ
)
は
歳神
(
トシガミ
)
・
歳徳様
(
トシトクサマ
)
など言ふ、日本陰陽道特有の廻り神になつて了うた。さうして肝腎の霊祭りは秋が本式らしくなつた。
若水の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御霊(ミタマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“御霊”の意味
《名詞》
霊魂に対する尊敬語。
特に大きな祟りをなす霊魂に対する語。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“御霊”で始まる語句
御霊屋
御霊廟
御霊代
御霊会
御霊林
御霊様
御霊現
御霊社
御霊迎
御霊遷
検索の候補
御霊屋
御霊廟
御霊会
御霊代
御霊様
御霊林
御霊現
荒御霊
生御霊
御霊験
“御霊”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
亀井勝一郎
与謝野寛
林不忘
井上円了
柳田国男
小栗虫太郎
直木三十五
吉川英治
島崎藤村