あまり世の中が変り過ぎて、ため息一つついたことのなかつた我々も、時々ほうとすることがある。鳥が粟を拾ふやうにと言ふが、ほんたうに零細な知識を積んで来た私どもの学問も、どうかかうか、若い人たちが継承して行つてくれるに任せるほかはない。そんな妙 …
| 著者 | 折口信夫 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 能楽 狂言 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎 |
| 初出 | 「新小説 第四巻第八号」春陽堂、1949(昭和24)年8月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約11分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約18分(300文字/分) |