“幸若”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうわか84.6%
かうわか7.7%
カウワカ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らの主張するところによれば、その支配の下には猿舞わしもおりますれば、田楽でんがく猿楽さるがく舞々まいまい幸若こうわか、その他種々の遊芸人もおります。
曲舞くせまひ大江おほえ幸若かうわか足ずりにえやとたたらと舞ひ澄ましける
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
其てきすとこそ、数多い曾我物語の諸本であり、又外に最有力な女舞大夫ヲンナマヒタイフ等——幸若カウワカの女舞——の練りに練つた「マヒホン」があつた。此は曾我物語の異本のことで、最人望の深かつたものであつた。
芸能民習 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)