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檜垣
ふりがな文庫
“檜垣”の読み方と例文
読み方
割合
ひがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがき
(逆引き)
寺記によると、平安朝以前からの開基と、伝えられ、
檜垣
(
ひがき
)
の
媼
(
おうな
)
なる伝説の人が、国守清原元輔の頃、ここに観世音を
祠
(
まつ
)
って以来のものといわれている。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上野介の居間がどのへんにあるかは、もとより知る由もない。が、左手に見える
檜垣
(
ひがき
)
の蔭には泉水でもあるらしく、ぼちゃんと鯉の跳ねる音も聞えてきた。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
或日さる方の御邸で名高い
檜垣
(
ひがき
)
の
巫女
(
みこ
)
に
御靈
(
ごりやう
)
が
憑
(
つ
)
いて、恐しい御託宣があつた時も、あの男は
空耳
(
そらみゝ
)
を走らせながら、有合せた筆と墨とで、その
巫女
(
みこ
)
の物凄い顏を
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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(13作品)
見る
“檜垣(檜垣嫗)”の解説
檜垣嫗(桧垣媼、ひがきのおうな)は、生没年不詳、平安時代中期(10世紀)の女性歌人。様々な伝説に包まれ、その正体は詳らかでない。『檜垣嫗集』は、歌物語風に仕立てられた家集である。ただし、檜垣の歌と認められているものは3首のみであり、同書は後人による仮託の書であることが定説となっている。
(出典:Wikipedia)
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
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