“御霊代”の読み方と例文
読み方割合
みたましろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて門人片桐春一かたぎりしゅんいちを中心に山吹社中の発起になった条山じょうざん神社を伊那の山吹村に訪い、そこに安置せられた国学四大人の御霊代みたましろを拝し、なお
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
K神社の御霊代みたましろ遷座式せんざしきがここで行われたのは確か年内であったと思う。所長もかわらないうちであったし。私達は下の工場の方の広場にみんな集ってその式をした。
その人 (新字新仮名) / 小山清(著)
新しいやしろを建てる。荷田春満かだのあずままろ賀茂真淵かものまぶち、本居宣長、平田篤胤、この国学四大人の御霊代みたましろを置く。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)