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『若水の話』
ふりがな文庫
『
若水の話
(
わかみずのはなし
)
』
ほうっとする程長い白浜の先は、また目も届かぬ海が揺れてゐる。其波の青色の末が、自づと伸し上る様になつて、頭の上まで拡がつて来てゐる空だ。其が又、ふり顧ると、地平をくぎる山の外線の、立ち塞つてゐる処まで続いてゐる。四顧俯仰して目に入るものは、 …
著者
折口信夫
ジャンル
哲学 > 神道 > 神道
初出
「古代研究 第一部 民俗学篇第一」1929(昭和4)年4月10日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約57分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彼方
(
ヲチカタ
)
恐
(
ヲゾ
)
走
(
ハ
)
祝
(
シユク
)
自
(
オノ
)
極
(
ゴク
)
節
(
シチ
)
言
(
ゴト
)
情
(
ナサケ
)
新
(
サラ
)
納
(
イ
)
御
(
ウ
)
顧
(
カヘ
)
飜
(
カヘ
)
穀
(
ヨ
)
持
(
モ
)
濯
(
スヽ
)
女童
(
ミヤラビ
)
寿
(
ヨ
)
睜
(
ミハ
)
睦
(
ムツ
)
最中
(
サナカ
)
異形
(
イギヤウ
)
御殿
(
オドン
)
餅
(
モチ
)
善
(
ヨ
)
潮
(
ウシユ
)
穫
(
ト
)
巫女
(
ノロ
)
御霊
(
ミタマ
)
海豹
(
ミチ
)
去年
(
コソ
)
仮令
(
たとひ
)
饌
(
ケ
)
神
(
カミ
)
女性
(
ニヨシヤウ
)
酒
(
キ
)
四箇
(
シカ
)
使女
(
ヴナヂ
)
海中
(
トナカ
)
横
(
よこたは
)
伸
(
ノ
)
不覚
(
オクレ
)
刳
(
ク
)
即
(
すなはち
)
晦日
(
ツゴモリ
)
抑
(
そもそも
)
蛻
(
ヌ
)
記念
(
カタミ
)
言触
(
コトブ
)
辺土
(
ヘヅ
)
稜威
(
イツ
)
秦
(
ハタ
)
詮
(
カヒ
)
若水
(
ワカミヅ
)
今年
(
コトシ
)
作事
(
サクジ
)
凡
(
およそ
)
珍彦
(
ウヅヒコ
)
女君
(
ジヨクン
)
碑文
(
ヒノムン
)
後年
(
アトヽシ
)
月読
(
ツキヨミ
)
山原
(
ヤンバル
)
常世
(
トコヨ
)
国頭
(
クニガミ
)
粢
(
シトギ
)
離島
(
ハナレ
)
歳神
(
トシガミ
)
刀禰
(
トネ
)
濶葉
(
ヒロバ
)
公達
(
キンダチ
)
郷巫
(
ツカサ
)
霊祭
(
タマヽツ
)
彼年
(
ヲチトシ
)
語
(
ことば
)
工風
(
くふう
)
庤部
(
カンダチメ
)
御祖
(
ミオヤ
)
檍原
(
アハギハラ
)
節間
(
ヨノナカ
)
河勝
(
カハカツ
)
浜下
(
ハマウ
)
生盆
(
イキボン
)
産飯
(
サバ
)
祇
(
ツミ
)