“公達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんだち98.6%
キンダチ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナニ、京師飛鳥井家の公達きんだち、右京次郎となのっているとな? ふうむこいつは眉唾ものだな。……で、同勢は幾百人とか云ったな?」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
参詣の帰りに岩田川を渡った時、嫡子維盛始め公達きんだちが、折柄、夏の事で暑い盛りでもあったので、涼みがてら水遊びなどをした。
島々は島々で、遠い海を越えて来たと言ふ何もりの神なる平家の公達キンダチを思はせる名の神が多かつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)