現代語訳 平家物語げんだいごやく へいけものがたり03 第三巻03 だいさんかん
治承二年の正月がやってきた。宮中の行事はすべて例年の如く行われ、四日には、高倉帝が院の御所にお出でになり、新年のお喜びを申し上げた。こうして表面は、いつもながらの目出度い正月の祝賀風景が繰りひろげられていたが、後白河法皇の心中は、内心穏やか …
作品に特徴的な語句
しゅう 春雨はるあめ うらない 僧伽そうが けん 師家もろいえ けん 一枝いっし 一間いっけん 執行しゅぎょう 女御にょうご たい 常明じょうみょう 御室みむろ 御衣ぎょい なぎさ よみが はらい 西山にしやま 赦文ゆるしぶみ 足摺あしずり 門脇かどわき 一時いっとき 三年みとせ 三昧ざんまい 下々しもじも 仰有おっしゃ 伺候しこう 侍中じちゅう 供奉ぐぶ 俊尭しゅんぎょう 信俊のぶとし 元結もとゆい 公達きんだち 内裏だいり 円慶えんけい 冷泉れいぜい 古川ふるかわ きさき 呆然ぼうぜん つぶや とが 咽喉のど 唖然あぜん わめ 基実もとざね 基通もとみち 大塔だいとう 大寺おおでら 太刀たち かな 妙典みょうでん 守覚しゅかく 実全じつぜん 宰相さいしょう 小烏こがらす もっと ちまた 師実もろざね 平紋ひょうもん 年端としは まぼろし しょう 座主ざす 建立こんりゅう 彗星すいせい 御剣ぎょけん 御産ごさん 御賀おんが 御遊ぎょゆう 性運しょううん 怨霊おんりょう せがれ 愕然がくぜん 慈慧じえ 戒壇かいだん 房覚ぼうかく 承保しょうほう 政事まつりごと 日中ひなか 明雲めいうん けた 梨花りか 気比けひ 池殿いけどの くつ 浄憲じょうけん 浄蓮じょうれん 淮南わいなん 湯迫ゆはざま 灯籠とうろう もの 狩衣かりぎぬ 狼狽ろうばい 猛々たけだけ 珍事ちんじ
題名が同じ作品
現代語訳 平家物語:01 第一巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:02 第二巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:04 第四巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:05 第五巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:06 第六巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:07 第七巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:08 第八巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:09 第九巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:10 第十巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:11 第十一巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:12 第十二巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:13 灌頂の巻 (新字新仮名)作者不詳 (著)
現代語訳 平家物語:14 解説 (新字新仮名)尾崎士郎 (著)