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唖然
ふりがな文庫
“唖然”の読み方と例文
読み方
割合
あぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぜん
(逆引き)
さすがに、有王も
唖然
(
あぜん
)
として言葉が出なかったが、すぐさま、抱き起こすと膝の上に抱きかかえて、むせび泣きながら、かき口説いた。
現代語訳 平家物語:03 第三巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
けれども、この大胆者は、兵馬を怖れしめないで、驚かせるには驚かせたが、むしろ
唖然
(
あぜん
)
として、あきれ返るように、驚かせたのです。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これを知ったのはそれより二、三年後であって、アレが思案外史かと知った時は
唖然
(
あぜん
)
として、道理こそ都々逸に精しい人であると思った。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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“唖然”の意味
《名詞》
唖然(あぜん)
呆れて何も言えないこと。
(出典:Wiktionary)
唖
漢検準1級
部首:⼝
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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唖
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