(女院御出家) 壇の浦で入水するところを、源氏の兵に救い上げられ、京に帰った建礼門院は、昔とはうって変った侘しい生活を続けていた。 昔、中納言法印慶恵という、奈良の僧が住んでいた坊が、空家になっていたところに住まわれていたが、見るかげもない …
著者 | 作者不詳 |
翻訳者 | 尾崎士郎 |
初出 | 「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約14分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約23分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
典侍
紀伊
郭公
過
此
后
御戒
妙
笙歌
木樵
日蔵
楢
汀
深山
清経
漸
硯
紫宸
絢爛
聖衆
肘
葺目
蓋
蔦
隆房
室山
佐局
侘
供奉
信西
信隆
印誓
呆然
呑
国母
普賢
尤
山陰
布施
引摂
御書
惟義
慶恵
仰有
時鳥
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