“国母”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくも80.0%
こくぼ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清盛の娘という幸運にめぐり合わせた上、内裏へ入られてからは天下の国母こくもと仰がれ、人々の尊敬と羨望を一身に集めていた。丁度、今年で二十九歳である。
ほととぎす治承ちしやう寿永じゆえいのおん国母こくも三十にしてきやうよます寺
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
「全く女に生れれば有難い幸いですよ、いくら賤しい身分でも、皇子が生れれば、国母こくぼとも仰がれるのですからね」