寿永二年七月二十四日夜半、後白河法皇は按察使大納言資賢の子息右馬頭資時ただ一人を供にして、折からの闇にまぎれ人目を忍んで、御所を出た。行先は鞍馬の奥である。迎えた鞍馬寺の僧たちは突然のことに驚いたが、 「ここはまだ都から近うございますので、 …
著者 | 作者不詳 |
翻訳者 | 尾崎士郎 |
初出 | 「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約60分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間40分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
迫
阿波
上総
内侍
宗像
来
殿
海野
痴
童
陸奥
高野
主
八幡
南殿
名簿
和田
実定
州
彷徨
彼奴
御幸
恥
揚
斎院
新羅
朝方
本庄
百済
籠
腰輿
莞爾
落書
西山
讃岐
高麗
鶴岡
三石
下部
不埒
中
丸
会稽
住吉
兜
公茂
公通
公達
円慶
冴
切斑
十市
去年
合田
呆然
呟
和泉
啼
喉笛
喘
国府
外侍
大太
太秦
姥嶽
季貞
宗実
宣命
室山
宥
寥々
小見
岩戸
嵯峨
工藤
師長
平茸
弦
当殿
御厩
御簾
微笑
怯気
悍
惟義
憔悴
成忠
手形
指貫
挙措
昂然
時実
木
末裔
東塔
柳浦
森
様
横川
櫓
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