“柳浦”の読み方と例文
読み方割合
やなぎがうら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山賀にも敵が寄せるとの知らせに、一行はわれ先きにと逃げ出し、小舟に分乗して漕ぎ出せばもう陽は落ちていた。荒れる夜の海上を闇を衝いて渡り、暁の訪れる頃、豊前の柳浦やなぎがうらに辛うじて着いた。