“柳橋”の読み方と例文
読み方割合
やなぎばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃柳橋やなぎばしに芸者が七人ありまする中で、重立おもだった者が四人、葮町よしちょうの方では二人、あとの八人はい芸者では無かったと申します。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あッと、千賀春さんの身体からだを突きはなしましたが、柳橋やなぎばしでは誰ひとり知らないものもござんせん、わちきと千賀春さんのいきさつ。
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
柳橋やなぎばしに柳なきは既に柳北りゅうほく先生『柳橋新誌りゅうきょうしんし』に「橋以柳為名而不一株之柳はしやなぎもっすに、一株いっしゅやなぎえず〕」