“やなぎばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柳橋97.6%
柳箸2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳橋やなぎばしに柳なきは既に柳北りゅうほく先生『柳橋新誌りゅうきょうしんし』に「橋以柳為名而不一株之柳はしやなぎもっすに、一株いっしゅやなぎえず〕」
場所は柳橋やなぎばし、名前はない。——言葉は丁寧だが、四角几帳面きちょうめんな文句の様子では、間違いもなく武家だ、——使いの者はどんな男だ
そう云って素早すばやく指先でつまみあげたのは長さ一寸あまりの、柳箸やなぎばしほどの太さの、鈍く光る金属——どうやら小銃しょうじゅう弾丸たまのような形のものだった。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)