“小銃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せうじう40.0%
しょうじゅう40.0%
こづつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『それ發射はつしや!。』とわたくしさけ瞬間しゆんかん日出雄少年ひでをせうねんすかさず三發さんぱつまで小銃せうじう發射はつしやしたが、猛狒ゴリラ平氣へいきだ。武村兵曹たけむらへいそうおほいいかつて
そう云って素早すばやく指先でつまみあげたのは長さ一寸あまりの、柳箸やなぎばしほどの太さの、鈍く光る金属——どうやら小銃しょうじゅう弾丸たまのような形のものだった。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
小銃こづつの音が、ひろい闇の中で、パチパチと鳴りはためく。ひゅっ——と矢うなりが、萩乃の顔を何度もかすめた。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)