“しょうじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昌住50.0%
小銃33.3%
小獣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちこの麦門冬をヤマスゲと称することは古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』ならびに僧昌住しょうじゅうの『新撰字鏡しんせんじきょう』にそう出ており、また源順の『倭名類聚鈔』にも同じくそうある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
相当経験があるらしく、小銃しょうじゅう短銃ピストルも高価なものをもち、乗馬と二十頭の猟犬りょうけんを連れていた。それで『明日あしたにもロボの首を取ってきてとこの間のかざりり物にする』
山中鹿之介の名や、尼子浪人という声は、それを聞くだけでも、彼らは、猛虎の前の小獣しょうじゅう雑禽ざっきんのように、恐れあわてるのだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)