“昌住”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうじゅう75.0%
しやうぢゆう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右のオカトトキを昔はアサガオと呼んだとみえて、それが僧昌住しょうじゅうあらわしたわがくに最古の辞書である『新撰字鏡しんせんじきょう』にっている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
すなわちこの麦門冬をヤマスゲと称することは古く深江輔仁ふかえのすけひとの『本草和名ほんぞうわみょう』ならびに僧昌住しょうじゅうの『新撰字鏡しんせんじきょう』にそう出ており、また源順の『倭名類聚鈔』にも同じくそうある。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
新撰字鏡しんせんじきやうといふ字書じしよは、本朝のそう昌住しやうぢゆうといひし人、今より九百四十年あまりのむかし寛平昌泰くわんひやうしやうたい年間ころ作りたる文字の吟味をしたるしよ也。むかしより世の学匠がくしやうたちつたうつして重宝ちようほうせられき。