“昌平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうへい75.0%
しょうへい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもふにがごとき賤農せんのうもかゝるめでたき 御代みよに生れたればこそ安居あんきよしてかゝる筆もとるなれ。されば千年の昌平しやうへいをいのりて鶴のはなしに筆をとゞめつ。
盡し難くわけて神田は土地柄とちがらとて人の心も廣小路ひろこうぢ横筋違いの僻みなきすぐなる橋の名の如く昌平しやうへいの御代なれやいらかならべし軒續き客足絶ぬ店先みせさきは津國屋松右衞門とて小間物を商ひ相應さうおう活計くらし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
昌平しょうへいかせてもじきに出来るだろうが、今日一日のことだからと有助を駈けさせて買いにつかわし、大小はもとより用意たしなみがありますから之をして、翌朝よくあさの五つ時に虎の門のお上屋敷かみやしきへまいりますと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)