“採”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
88.3%
とり2.5%
1.8%
とっ1.8%
1.8%
とる1.2%
とつ1.2%
とら0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかくに四つか五つの年から数年の間、毎年この実が熟すると必ずりに行き、草履ぞうりを泥だらけにしてしかられたことも覚えている。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
木やり音頭取おんどとり五七人花やかなる色木綿いろもめん衣類いるゐ彩帋いろがみざいとりて材木の上にありて木やりをうたふ。
そこであつものを獻ろうとして青菜をんでいる時に、天皇がその孃子の青菜を採む處においでになつて、お歌いになりました歌は
汝筆をとって汝の意見を発表するを得ず故に汝世を感化するの力を有せずと言うや、汝病床にあるが故に汝のこの世に存するは無用なりと言うや、ああ
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
軍井グンゼイイマダ達セズ、将カツハズ。軍幕未ダベンゼズ、将ムヲ曰ハズ、軍サウ未ダカシガズ、将飢ヱヲ曰ハズ、冬、キウヲ暖ニセズ、夏、センラズ、雨ニガイヲ張ラズ。是ヲ、将ノ礼トイフ。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもふにがごとき賤農せんのうもかゝるめでたき 御代みよに生れたればこそ安居あんきよしてかゝる筆もとるなれ。されば千年の昌平しやうへいをいのりて鶴のはなしに筆をとゞめつ。
どぜうとはちがつてれはかれにもわづかづゝはることが出來できた。すこしづゝとつては毎日まいにちのやうにたくはへた。おつぎはちやわかたびにそれをはひなかんでいてやる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
とらふかヱイと二人を左右へ一度に投付れば惡漢共わるものども天窓あたまを抱へ雲をかすみと逃失けり藤八は後見送りおつなせりふの機會はずみからヤア逃るは/\時に御旅人怪我けがは無かと九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
延喜式えんぎしき内膳司式ないぜんししきに「海松二斤四両」とあり、また『万葉集』の歌に「沖辺には深海松フカミルみ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)