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麾
ふりがな文庫
“麾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしまね
69.1%
さしま
14.5%
き
5.5%
まねき
3.6%
ざい
3.6%
さまね
1.8%
まね
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしまね
(逆引き)
彼は、有王が泣き止むのを待って、有王の右の手を
掴
(
つか
)
んで、妻を
麾
(
さしまね
)
くと、有王をぐんぐん引張りながら、自分の小屋へ連れて帰った。
俊寛
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
麾(さしまね)の例文をもっと
(38作品)
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さしま
(逆引き)
さう云つて、夫人は信一郎を
麾
(
さしま
)
ねいた。
孰
(
どち
)
らかと云へば、小心な信一郎は、多くの先客を押し分けて、夫人の傍近く坐ることが、可なり心苦しかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
麾(さしま)の例文をもっと
(8作品)
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き
(逆引き)
敵ありと、大物見の合図あらば、すぐ押太鼓を鳴らし、
寸毫
(
すんごう
)
乱れをみせるな。組頭どもは、勝家が
麾
(
き
)
の手もとに眼をあつめよ
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麾(き)の例文をもっと
(3作品)
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まねき
(逆引き)
六日の朝、三宅島が見えたので、大急ぎでまた
麾
(
まねき
)
を上げたがどうにもならない。情けない情けないといっているうちに、三宅島も波の下に沈んでしまった。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
麾(まねき)の例文をもっと
(2作品)
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ざい
(逆引き)
木やり
音頭取
(
おんどとり
)
五七人花やかなる
色木綿
(
いろもめん
)
の
衣類
(
いるゐ
)
に
彩帋
(
いろがみ
)
の
麾
(
ざい
)
採
(
とり
)
て材木の上にありて木やりをうたふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
麾(ざい)の例文をもっと
(2作品)
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さまね
(逆引き)
と、
麾
(
さまね
)
いた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麾(さまね)の例文をもっと
(1作品)
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まね
(逆引き)
と、謙信は、杯で
麾
(
まね
)
いた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麾(まね)の例文をもっと
(1作品)
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麾
漢検1級
部首:⿇
15画
“麾”を含む語句
麾下
御麾下
信長麾下
指麾
指麾鈔
深致指麾置儀
雲麾碑
“麾”のふりがなが多い著者
押川春浪
橘外男
上司小剣
木下杢太郎
佐々木邦
吉川英治
江見水蔭
中里介山
菊池寛
蘭郁二郎