重吉漂流紀聞じゅうきちひょうりゅうきぶん
名古屋納屋町小島屋庄右衛門の身内に半田村の重吉という楫取がいた。尾張知多郡の百姓だったのが、好きで船乗りになり、水夫から帆係、それから水先頭と段々に仕上げ、二十歳前で楫場に立った。文化十年、重吉が二十四歳の秋、尾張藩の御廻米を運漕する千二百 …
作品に特徴的な語句
うた とと かこい わずら 逆浪さからいなみ 真正しょう ばな ごめ 素破すは 飯炊かしぎ むな まねき 地方ぢかた おち 御酒みき くう 輪索わさ 下手したで めん いぶ くだ 駙馬つけうま 便たより 落々らくらく 木皿がさ かん くら から かまえ 城持しろも 陸地くがち うと むれ 節用せつよう 疾風はやて 神䰗みくじ 蘇芳すおう 苦汗にがり 苧綱かがす とま 荷打にうち 薄身うすみ 淦水あか 詫火あやまり 詮方せんかた 譫言うわごと 豌豆えんどう 足合あしあわ かど 雑用ぞうよう 雨気あまけ 黄粉きなこ 𦩀はざま 夢現ゆめうつつ 忌嫌いみきら 広東カントン いわお 島岸しまぎし なだ 安気あんき 子浦ねのうら 太白たいはく 大気たいき 大寺おおでら 戌亥いぬい らち かます 半可はんか 偏揺かたゆれ ほとけ 人気ひとけ 亡骸なきがら 丑寅うしとら のぼ 気中きあたり 片息かたいき あぶ 烏鳴からすな 渦海うずうみ 一船いっせん 涙組さしぐ 海面うなづら 気落きおち 気先きさき 狭戸せと ひつ 横墨よこずみ 楫取かじとり 桃尻ももじり 東風こち 有米ありごめ 日輪にちりん 控綱はんどう