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『重吉漂流紀聞』
ふりがな文庫
『
重吉漂流紀聞
(
じゅうきちひょうりゅうきぶん
)
』
名古屋納屋町小島屋庄右衛門の身内に半田村の重吉という楫取がいた。尾張知多郡の百姓だったのが、好きで船乗りになり、水夫から帆係、それから水先頭と段々に仕上げ、二十歳前で楫場に立った。文化十年、重吉が二十四歳の秋、尾張藩の御廻米を運漕する千二百 …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小説公園」1952(昭和27)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約53分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
泣
(
うた
)
覆
(
か
)
父
(
とと
)
舷
(
かこい
)
真正
(
しょう
)
病
(
わずら
)
逆浪
(
さからいなみ
)
華
(
ばな
)
米
(
ごめ
)
素破
(
すは
)
飯炊
(
かしぎ
)
麾
(
まねき
)
空
(
くう
)
地方
(
ぢかた
)
落
(
おち
)
御酒
(
みき
)
空
(
むな
)
輪索
(
わさ
)
下手
(
したで
)
面
(
めん
)
燻
(
いぶ
)
下
(
くだ
)
駙馬
(
つけうま
)
便
(
たより
)
落々
(
らくらく
)
木皿
(
がさ
)
削
(
そ
)
寒
(
かん
)
喰
(
くら
)
空
(
から
)
構
(
かまえ
)
城持
(
しろも
)
陸地
(
くがち
)
疎
(
うと
)
群
(
むれ
)
節用
(
せつよう
)
疾風
(
はやて
)
神䰗
(
みくじ
)
蘇芳
(
すおう
)
苦汗
(
にがり
)
苧綱
(
かがす
)
苫
(
とま
)
荷打
(
にうち
)
薄身
(
うすみ
)
淦水
(
あか
)
詫火
(
あやまり
)
詮方
(
せんかた
)
譫言
(
うわごと
)
豌豆
(
えんどう
)
足合
(
あしあわ
)
門
(
かど
)
雑用
(
ぞうよう
)
雨気
(
あまけ
)
黄粉
(
きなこ
)
𦩀
(
はざま
)
夢現
(
ゆめうつつ
)
忌嫌
(
いみきら
)
広東
(
カントン
)
巌
(
いわお
)
島岸
(
しまぎし
)
宥
(
なだ
)
安気
(
あんき
)
子浦
(
ねのうら
)
太白
(
たいはく
)
大気
(
たいき
)
大寺
(
おおでら
)
戌亥
(
いぬい
)
埓
(
らち
)
叺
(
かます
)
半可
(
はんか
)
偏揺
(
かたゆれ
)
仏
(
ほとけ
)
人気
(
ひとけ
)
亡骸
(
なきがら
)
丑寅
(
うしとら
)
上
(
のぼ
)
気中
(
きあたり
)
片息
(
かたいき
)
焙
(
あぶ
)
烏鳴
(
からすな
)
渦海
(
うずうみ
)
一船
(
いっせん
)
涙組
(
さしぐ
)
海面
(
うなづら
)
気落
(
きおち
)
気先
(
きさき
)
狭戸
(
せと
)
櫃
(
ひつ
)
横墨
(
よこずみ
)
楫取
(
かじとり
)
桃尻
(
ももじり
)
東風
(
こち
)
期
(
ご
)
有米
(
ありごめ
)
日輪
(
にちりん
)
控綱
(
はんどう
)