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淦水
ふりがな文庫
“淦水”の読み方と例文
読み方
割合
あか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あか
(逆引き)
われらはどうせ
淦水
(
あか
)
汲みだから、海に落ちて死ぬことは厭わないが、端舟を捨てて、懇ろに弔ってくれると思えばこそ諦めもする。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水鉄砲を仕掛けて二人で横木を踏み、小口の樋から
淦水
(
あか
)
を掻いださせたが、いちど浪がうちこむと、一刻の骨折ももとの杢阿弥になってしまう。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大波が滝のようにうちこむので、
淦水
(
あか
)
を汲みだすひまもなく、積荷の材木が勝手に浮きだしてぶつかりあい、その勢いで
舷
(
ふなばた
)
の垣を二間ほど壊されてしまった。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
淦水(あか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“淦水”の意味
《名詞》
何らかの原因で船底にたまる水。あかみず。あか。
(出典:Wiktionary)
淦
部首:⽔
11画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“淦水”で始まる語句
淦水間
検索の候補
淦水間