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淦水
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あか
ふりがな文庫
“
淦水
(
あか
)” の例文
われらはどうせ
淦水
(
あか
)
汲みだから、海に落ちて死ぬことは厭わないが、端舟を捨てて、懇ろに弔ってくれると思えばこそ諦めもする。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
水鉄砲を仕掛けて二人で横木を踏み、小口の樋から
淦水
(
あか
)
を掻いださせたが、いちど浪がうちこむと、一刻の骨折ももとの杢阿弥になってしまう。
重吉漂流紀聞
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大波が滝のようにうちこむので、
淦水
(
あか
)
を汲みだすひまもなく、積荷の材木が勝手に浮きだしてぶつかりあい、その勢いで
舷
(
ふなばた
)
の垣を二間ほど壊されてしまった。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“淦水”の意味
《名詞》
何らかの原因で船底にたまる水。あかみず。あか。
(出典:Wiktionary)
淦
部首:⽔
11画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“淦水”で始まる語句
淦水間