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『藤九郎の島』
ふりがな文庫
『
藤九郎の島
(
とうくろうのしま
)
』
享保四年の秋、遠州新居の筒山船に船頭左太夫以下、楫取、水夫十二人が乗組んで南部へ米を運んだ帰り、十一月末、運賃材木を積んで宮古港を出帆、九十九里浜の沖合まで来たところで、にわかの時化に遭った。海面いちめんに水霧がたち、日暮れ方のような暗さに …
著者
久生十蘭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「オール讀物」1952(昭和27)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
髷
(
もとどり
)
病
(
わずら
)
怖
(
お
)
恙
(
つつがな
)
焼
(
やけ
)
船
(
せん
)
麾
(
まねき
)
力
(
りき
)
甲
(
かん
)
磐石
(
ばんせき
)
凪
(
なぎ
)
国方
(
くにがた
)
小休
(
こやすみ
)
岩端
(
いわばな
)
島
(
じま
)
幸
(
さち
)
日向
(
ひゅうが
)
気
(
け
)
溜
(
た
)
漬
(
つか
)
潮騒
(
しおざい
)
生身
(
いきみ
)
神鬮
(
かみくじ
)
舟子
(
ふなこ
)
舳
(
みよし
)
船
(
ぶね
)
芥
(
ごみ
)
落々
(
らくらく
)
逆波
(
さからいなみ
)
陸地
(
くがち
)
雀躍
(
こおど
)
一梃
(
いっちょう
)
一船
(
いっせん
)
井桁
(
いげた
)
人臭
(
ひとくさ
)
伐倒
(
きりたお
)
便
(
たよ
)
倔強
(
くっきょう
)
凌
(
しの
)
力
(
ちから
)
力米
(
ちからごめ
)
半刻
(
はんとき
)
半畝
(
はんせ
)
収穫
(
とりいれ
)
呆気
(
あっけ
)
周
(
まわ
)
唐
(
から
)
啜
(
すす
)
四厄
(
しやく
)
四大
(
しだい
)
国方
(
くにかた
)
土気
(
つちけ
)
垂纜
(
たらし
)
大桶
(
おおおけ
)
大段
(
おおだん
)
寝框
(
ねかまち
)
山菅
(
やますげ
)
岸波
(
きしなみ
)
島
(
しま
)
島裏
(
しまうら
)
川泉
(
かせん
)
彫
(
ほ
)
悉皆
(
しっかい
)
悪潮
(
わるしお
)
懶
(
ものう
)
截
(
き
)
手掴
(
てづか
)
掛目
(
かけめ
)
揉
(
も
)
摺餌
(
すりえ
)
料簡
(
りょうけん
)
新居
(
あらい
)
日和
(
ひより
)
時化
(
しけ
)
晒
(
さら
)
更々
(
さらさら
)
梁
(
はり
)
楫
(
かじ
)
楫取
(
かじとり
)
楫柄
(
かじづか
)
樟
(
くす
)
檣
(
ほばしら
)
水夫
(
かこ
)
水船
(
みずぶね
)
河原
(
かわら
)
浚
(
さら
)
海原
(
うなばら
)
海面
(
うなづら
)
海鳥
(
うみどり
)
淦水
(
あか
)
漂
(
ただよ
)
漆食
(
しっくい
)
火傷
(
やけど
)
火煙
(
ひけむり
)
焙
(
あぶ
)
焚木
(
たきぎ
)
焼
(
や
)
燵石
(
ひうちいし
)
白骨
(
はっこつ
)
碁盤
(
ごばん
)